緑の王様「ブロッコリー」を妊娠中に食べるべき理由
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妊娠中に食べる野菜としてブロッコリーがおすすめ。その理由と効果についてまとめました。
photo byShannon Kringen
葉酸の補給に
赤ちゃんの細胞分裂や成長の手助けをしてくれる成分として欠かせない葉酸。
妊娠中は妊娠前の約2倍の量である480μgの葉酸を摂取する必要があると言われています。
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緑黄色野菜に豊富に含まれる葉酸ですが、特にブロッコリーは葉酸含有量が高い野菜。
100g中に210μgの葉酸が含まれており、これは他の野菜と比べてもかなり高い量で含まれています。
例えば、含有料トップのモロヘイヤやパセリには220〜250μgの葉酸が含まれていますが、現実的に大量に摂取する事は困難な野菜のため、そういった意味でもブロッコリーからの摂取は現実的です。
抗酸化作用と解毒作用
ブロッコリーは豊富な栄養素が含まれている事で有名で、特にβ-カロテン・ビタミンE・ビタミンC・スルフォラファンの4つの栄養素は、それぞれが高い抗酸化力を持ちます。
また、近年の研究ではスルフォラファンが、体内の解毒作用を高めてくれる効果が発表されていて、特に妊娠中に気になる水銀や鉛等の有害重金属を無毒化し、体内に排出してくれる働きがあると言われています。
貧血予防にも
ブロッコリーに豊富な葉酸は、同じくブロッコリーに含まれるビタミンB12や鉄分と相互作用する事で、赤血球の生成を活性化します。
妊娠中は赤ちゃんに血液をどんどん送り届けるため、妊娠前に比べて貧血気味な状態に。
ブロッコリーの赤血球生成サポートの効果を利用する事で、貧血予防にも効果が期待できそうです。