妊娠中にパセリを食べるのはNG!?その理由とは?
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妊娠中に食べない方が良いと言われいてるパセリ。その理由について解説していきます。
photo byPhilipp Rudloff
パセリがNGとされる理由
日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパにおいてはパセリは妊娠中にタブーとされている食品。
妊娠中には飲食店等でパセリを抜いて貰う人が多いと言うほど。
ヨーロッパでのパセリは、一般的にイタリアンパセリの事を指していて、このイタリアンパセリに含まれるアピオールと呼ばれる成分が、妊娠中に良くないとされています。
アピオールとは?
アピオールはイタリアンパセリの他、セロリ等にも含まれている成分です。
医学的には、アピオールは精油や純粋物質の状態にして、月経不順の改善目的で使われていますが、中世の時期においては、妊娠を止める中絶目的でも使われていた事のある成分です。
現在では、基本的にアピオールを中絶目的で使用する事はありませんが、一部地域では現在でも使用されている成分なのだそう。
他に代用品があるために使われていませんが、実際にその効果はあるようなので、妊娠中はできるだけ避けた方が良いと言えます。
イタリアンパセリとパセリの違いは?
日本におけるパセリと、ヨーロッパで良く使われるイタリアンパセリは、見た目はかなり差があり、味わもイタリアンパセリの方がクセがなく食べやすいもの。
どちらもセリ科の植物で、同族別種にあたります。
つまり、日本のパセリにも同じようにアピオールが含まれているため、イタリアンパセリではないからと言って、食べたない方が良さそうです。
また、日本の場合は「飾り」のようにパセリが添えられる使われ方が多いですが、イタリアンパセリの場合は、パスタに入っていたり普通に料理の材料の一部として使われる場合が多いです。
過剰に摂取しなければ、アピオールの効果は発揮されないものの、外食等で料理を注文する場合には、少し注意しておいた方が良いでしょう。