妊娠中の飲み物で黒豆茶を飲むメリットとデメリット

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妊娠中に良いとされる黒豆茶ですが、どんな点が良くて、どんな点に気をつければ良いのでしょうか?

photo byFoodCraftLab

 

 

ノンカフェインであること

黒豆茶を飲む一番のメリットは、ノンカフェインである事。

コーヒーはもちろん、緑茶、紅茶、ココア等、ほとんどの温かい飲み物にはカフェインが含まれています。

その点、黒豆茶はノンカフェインなので安心して飲む事ができます。

 

冷え性改善に

黒豆茶にはアントシアニンと呼ばれる成分が含まれています。

アントシアニンは紫色の天然色素の一部で、黒豆茶というよりは、ブルベリーやビルベリー等に代表されるポリフェノールの一種です。

アントシアニンの特徴は強い抗酸化作用があるという事。

また、ヨーロッパでは、脳血管障害の医薬品成分としても使用されています。

抹消血管(毛細血管)の血流の流れも改善してくれるため、妊娠中に辛い冷え性の改善にも効果的と言われています。

 

便秘改善に

黒豆茶には、ペクチン等の水溶性の食物繊維の他、オリゴ糖等も含まれています。

これらの成分によって腸内環境を改善し便秘解消の効果も期待できます。

 

大豆イソフラボンに注意

黒豆茶を飲む時は、大豆イソフラボンの摂り過ぎに注意します。

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似たような働きをする成分で、妊娠中に過剰摂取は良くないとされる成分です。

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食品安全委員会の発表では、1日の摂取目安量は70〜75mg程度。特定食品等を使っての上乗せ上限を30mgとしています。

一日上乗せ上限値(アグリコン換算)30 mg/日を準用すると、1日500 mL飲用した場合、添加していないものでは約2.9 mg/日であり問題ない量でしたが、添加しているものでは約34.4 mg/日であり、上限値を上回りました。

出典:静岡県環境科学研究所

通常の黒豆茶であれば問題ありませんが、一部「大豆イソフラボン」を添加している商品については過剰摂取となる場合があるので注意が必要です。

 

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