妊娠中うつの原因と赤ちゃんへの影響・対策方法は?
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妊娠中に多くの人が経験しやすい妊娠うつの原因と、対策方法についてまとめました。
photo by Moyan Brenn
妊娠うつになる原因
妊娠中にうつになりやすい理由は主に次の3つが挙げられます。
体質的なもの
女性は男性に比べて、うつになりやすい体質と言われています。(約2倍とも。)特に妊娠中の時期は一生の中でも最もうつになりやす時期です。
ホルモンバランスの変化
妊娠により、一定周期だった黄体ホルモン(プロゲステロン)等が常時分泌されるようになります。赤ちゃんの状態を保つのに欠かせないホルモンであると同時に、イライラやストレスを起こしやすい原因に。また、それに伴うホルモンバランスの急激な変化により、うつになりやすい状態となります。
自身や環境の変化
これまでとは違う身体的な変化や、周囲の変化(赤ちゃんへの期待等)により、精神的に負担を感じてしまいやすい状態になります。
赤ちゃんへの影響
基本的に「一時的なストレス」程度のものであれば、赤ちゃんにとっての影響はありません。ただし、慢性的なストレス状態が続くと、産後の情緒不安定やアレルギー等の原因となってしまうようです。
一人で我慢せずに、早急に対策を行っていく必要があります。
妊娠うつの対策方法
まずは専門医に相談する事が大事です。病院で行えるものには、妊娠中でも使用可能な薬によるものや、逆に薬を使わない心理療法等が挙げられます。
妊娠中のうつは、ホルモンバランス等の自然な身体的な変化や、環境の劇的な変化などによって、本人の頑張りで何とかできるレベルを簡単に越えるため、多くの人が非常になりやすいもの。
つまり、「周りのサポート」が必須となるため、パートナーや家族と一緒に、専門医の指示を貰うようにしていく事も重要と言えます。
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