ハイブリッド式の除湿機おすすめ一覧(メリット&デメリットも)
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ハイブリッド式の除湿機が欲しい!おすすめのハイブリッド式除湿機はどれ?という時に。口コミ評価が高くて、実際に人気も高いものを紹介します。
ハイブリッド式のメリットとデメリット
ハイブリット式を知るには、除湿機が除湿するための大きな2つの仕組みを知っておくと分かりやすいです。
1つ目が空気中の水分を結露させて水分を取り除いていく方式のコンプレッサー式。そして、もう1つが空気中の水分をヒーターで蒸発させて水分を取り除いていくデシカント方式によるものです。「コンプレッサー式」「デシカント式」の2つの特徴をまとめるとこんな感じ↓
コンプレッサー式 |
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デシカント式 |
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それぞれの仕組み上、どうしても夏場と冬場に使える場面が限定されてしまうのがコンプッサー式&デシカント式の弱点とも言えます。
そこで「1年中、どんな時期でも使える除湿機はないの?」という声で生まれたのがハイブリッド式。
ハイブリッド式は、空気を冷やす冷却器も空気を温めるヒータも両方とも入ってるような構造で、いわゆる暖房も冷房もあるエアコンみたいなもの。
365日どんなシーズンでも使える!というのがハイブリッド式の最大のメリットです。
では、逆にハイブリッド式のデメリットは? 大きく分けると2つのデメリットが。1つ目は、コンプレッサー式とデシカント式を組合わせた事による重量アップで重たくなるということ。
除湿能力によって大きさは変わりますが、あくまでも標準的なサイズで比べてみた場合。一般的なデシカント式の重さはだいたい5kgぐらい。一方でコンプレッサー式は「コンプレッサー内臓」という構造上 重たくなり10kgの重さに。
そして、ハイブリッド式はこの2つの機能が内部に入ってるためさらに重くなり、15kgぐらいの重量になってしまいます。
例えば、梅雨や夏場のジメジメした時期だけの部屋干し用に除湿機が欲しい時には、冬場用のデシカント式機能は不要なのであえて重たいハイブリッド式を選ぶ必要はなく、衣類除湿機として出し入れしやすいコンプレッサー式で良い事になります。
そして、2つ目のハイブリット式のデメリット。こちらはシンプルに値段が高くなるということ。
コンプレッサー式もデシカント式も最低限の機能のみで良いならば、予算1万円代から手に入れる事ができますが、ハイブリッド式は最低でも5万円ぐらいからが相場になっていて、コンプレッサー&デシカントを単体で買うよりも高額です。
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ハイブリッド式の除湿機は実はかなり限定される!?
値段は高くて重量もあるハイブリッド除湿機ですが、実はそこまで種類が多くありません。日本国内メーカーだけで言うと、作っているのはパナソニックとシャープの2社だけ。
除湿機の「内部で冷却する」「内部でヒーターで温める」というのは、エアコンとかなり似ている事が分かります。
温めたり冷やした空気によって温度コントロールするのがエアコンだとすると、空気を温めたり冷やしたりして除湿をコントロールしてるのが除湿機ということ。(実際、エアコンには除湿モードもありますよね。)
空気の温かい冷たいの温度はダイレクトに分かりますが、除湿に関しては内部で温めてようが冷やしてようが体感的にはどちらの方法なのかは区別がつきにくいもの。なので、年中使えるハイブリッドより、冬場はデシカント式の新作で売って夏場や梅雨はコンプレッサー式の新商品で売る…みたいな戦略の方がメーカー側にとっては儲かるのかも…
もしかしたらそんな事情もあって、作ってるメーカーが少ないのかもしれませんが、パナソニックとシャープのハイブリッド式除湿機にはどんな違いや特徴があるのでしょうか?
パナソニックのハイブリット式除湿機
まずハイブリッド式の除湿機の種類の多さで選ぶならだんとつでパナソニックの方が上。
スタンダードモデルである上で紹介しているタイプのものの他に、部屋の大きさに合わせた複数タイプのハイブリッド除湿機を販売しています。
パナソニック独自の「ナノイーX」で衣類を除菌しながら部屋干しできるのが一番の魅力で、スタンダードタイプだと約2kgの洗濯物を最速75分という短時間で乾燥させる事が可能。
本体スイッチに「梅雨モード」「冬モード」などのモードボタンがあり、ハイブリッド式ならではの「年中使える」という部分を分かりやすく機能に落としこんであります。
シャープのハイブリット式除湿機
シャープ ハイブリッド除湿機 衣類乾燥 CV-NH140-W
パナソニックが複数タイプのハイブリッド除湿機を販売しているのに対し。執筆時点ではシャープのハイブリッド除湿機は紹介しているこちらの商品だけ。
パナソニックは「ナノイーX」が特徴でしがら、シャープと言えば代名詞的ともいえる「プラズマクラスター」です。当然、除湿機にも完備しています。
プラズマクラスターの力で、部屋干しの嫌な匂いを消臭、汗の匂いを消臭、タボコ等の嫌な匂いも分解する…というのがウリ。
通常、除湿機は内部のタンクにどんどん水を貯めていく仕組みですが、本商品には「24時間排水」機能も搭載。別売りのホースを接続すれば、タンクの水を捨てる事なく半永久的に排水できるのが特徴で、パナソニックにはない機能です。
同じメーカーの除湿機の種類はタンクの容量と除湿力で分けている事が多いですが、シャープのハイブリッド式は1種類に絞り込む事で開発コストを削減しつつ「タンクの容量が種類別に分かれてない!」という部分を解消するために、24時間排水機能というアイデアが組み込まれているのかもしれませんね。
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