妊娠中の卵かけごはんはダメ?何個まで食べて良い?
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妊娠中に卵を食べる時に注意すべきポイントと、食べる量についてまとめました。
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卵にはどんな栄養がある?
卵で代表的な栄養素はたんぱく質。良質なたんぱく質の補給方法としてよく使われています。また、ビタミン・ミネラルも豊富に含み、必須アミノ酸もバランス良く含まれている食材です。
但し、1個あたりのカロリーは約90kcalとやや高め。他の食材とも合わせやすい分、カロリーの過剰摂取にならないように注意が必要です。
妊娠中に卵かけご飯はNGな理由
妊娠中に卵を食べる時に注意するべきポイントは、生で食べないようにするという事。その理由がサルモネラ菌による食中毒のリスクがあるためです。
サルモネラ菌は、卵に限って繁殖する菌ではありませんが、洗浄不足等によって卵の殻に多く付着している場合があります。そのため、卵を割ったタイミングで殻に触れ付着し、そのまま加熱せずに食べる事でリスクが発生してしまうという事です。
サルモネラ菌を増殖させないためには冷蔵庫での保存する事。サルモネラ菌を死滅させるためには、70℃以上の温度で1分以上加熱する事等が挙げられます。
ですので、妊娠中に卵を食べる時には必ず加熱処理をするようにし、殻に付着している可能性のある菌を除去するために、卵を割った後は手を洗う事等に注意するようにしましょう。
1日何個まで食べて良い?
卵の含まれるカロリーや、その他の栄養バランスも考慮すると、1日あたり1〜2個あたりが適切な量です。
ちなみに、親のアレルギー疾患が高いと赤ちゃんの体質にも影響するという理論から、妊娠中に卵・牛乳・大豆等の三大アレルゲンを食事制限する…という時期もあったようです。ですが、今では科学的な根拠が乏しいため、その事が理由で制限される事はなくなりました。
食べ過ぎには注意しつつ、これらの食材もバランス良く摂取するようにしていきましょう。