4歳の子供とUSJ妖怪ウォッチザリアルを体験してみた感想

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USJ(ユニバ)この夏大注目のアトラクションの妖怪ウォッチ・ザ・リアルに行ってみました。こども整理券の取り方や場所。待ち時間の長さ。実際に筆者の子供(男子4歳)と大人(30歳半ば)で体験してみた感想をまとめます。

 

 

行った日・事前情報など

実際の体験記は最後にまとめるとして、行くまでの道のりだったり、必要だった事を先に順番にご紹介。

妖怪ウォッチ系イベントではお馴染みですが、あまりにも人が集まり過ぎるため、せっかく行っても体験できなかったり、既に満席で終わってしまってたという事が良くありますね。

ユニバも例外ではなく、「USJクオリティならすごいんじゃない??」という前評判もあり、オープン当初は強烈な人で溢れかえったそう。中には超ダッシュで子供がケガをしたり、入れなかった事に怒った親がクルーの方と揉めてしまうシーンもあったのだとか…(気持ちは分からんでもないですが)

そんな事前情報はあったものの「夏休み前の平日だし、行くなら今しかないのでは?」というところから行ってみようという気になったのです。

 

  • 行った日:7月9日(木)
  • ユニバ到着時間:現地に8:30到着(オープンは9:30)

7月3日から開始して、少し落ち着いたであろうという事と、それでもオープン前に並んどかないと「こども整理券」が取れないかも? と思い、この時間にしました。ユニバの年パスは3年目に突入してますが、オープン前に並んだのはコレが初めて。

 

ちなみにオフィシャルにも書いてますが、妖怪ウォッチザ・リアルを体験するためには、次の3つの方法があります。

  1. 当日「こども整理券」を取得する(← 今回やったのはコレ)
  2. 事前にエクスプレスパスを購入する
  3. 「こども整理券」配布終了後、待ち列に並ぶ

2番めの「事前にエクスプレスパスを購入する」は、ウェブストアやLoppi等で購入可能ですが、残念ながら人気のため既に売り切れ

小学生までの子供がいる親や、必然的に1番の方法となります。3番目のこども整理券配布終了後に並ぶ「大きなお友達」は、数時間以上は並び、実際に乗れるのは先頭グループだけなようなので、さらにかなりの苦行が待っていると言えます。

後述もしますが、実際には「小学生まで」を想定した内容でした。ですので、大人1人で体験したりすると、メリーゴーランドに一人で乗るかのようなちょっと恥ずかしい事になるかも。実際に「こども整理券」の配布は中学生以上の子供を持つ家族(グループ)には配布されません。

 

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どれぐらい待つ?

「どれぐらい並ぶの?」とか、「そもそも、実際に行ってちゃんと乗れる状態?」という情報は何よりも気になるところですね。

実際に体験できるまでの時間を時系列でまとめました。

  • 8:30>ユニバに到着
  • 9:20>ユニバオープン (本来は9:30オープンだけど、少し早めに開ける様子)
  • 9:40>実際にゲートを通れた時間
  • 9:45>「こども整理券」の列に並ぶ
  • 10:30>「こども整理券」GET!(12:00〜12:20にスタートの表記)

「こども整理券」はこんな感じ↓

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到着してから、この「こども整理券」を得るまでに約2時間かかっています。

この時は、夏休み前の平日木曜日。天候は曇り時々雨予報(実際は晴れでしたが)という状態でもこれぐらいはかかります。

夏休みに突入したら、間違いなくこれ以上の時間はかかるはずなので、絶対に体験させたいのであれば、オープン2〜3時間前に行って並ぶぐらいの覚悟がいるかもしれません。

 

ちなみに、この日オープン時点での混雑状況は↓これぐらい。

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右上側が駅です。だいたいチケットブースを少しはみ出るぐらいの混雑がありました。8:30に到着した時点では、チケットブースを過ぎて2〜3メートル程いったところが最後尾。恐らく数百名は既に列に並んでたのでちょっと焦りました。(結果的にGETできたので良かったのですけども)

週末には駅前のショップあたりまで行列が伸びるそうで、夏休み中も日によっては同規模の混雑が予想されます。

ずっと見ていたわけではないので、正確な情報ではありませんが、こども整理券の配布自体は11〜12時程度迄はやっていたはず。昼過ぎ時点では「本日の配布は終了しました。」となっていました。

 

「こども整理券」をGETした後は、指定の時間がくるまで他のアトラクションで適当に時間を潰します。指定の時間は20分間しかないので、うっかり時間を過ぎると悲惨な事になるので要注意です。

今回は12:00〜12:20の間指定だったので、12:00ぴったりに合わせて行きました。

ただ、指定の時間に行ったからといってすぐ体験できるわけではありません。12:00に整理券を持って入場した後も再び列にならぶ必要があります。実際に体験がスタートできたのは、12:45ぐらいでしたので、約45分の待ち時間があった事になります。

前の人が、「何のための整理券だっ!」みたいに若干怒ってましたが、妖怪ウォッチなので仕方ないのかなーとも思います。小さな子供は確実に駄々をこねるので、「中入ってもまだ待つからね」と事前に言っておくと少しはましかも。

 

「子供せいり券」の場所はどこ?

オフィシャルの「こども整理券」配布場所の説明がちょっと分かりにくいので補足しときます。配布場所を見ると、ほとんど道なりにあるように見えますが、実際には公式サイトにある順路どおりに進み、最終的に配布場所へ辿り着く必要があります。

  1. 入園したら真っ直ぐ進む。
  2. 約80m程進んだ左手にある「セサミストリート4Dマジック」の手前交差点を左へ曲がる。
  3. 真っ直ぐ進んだ先に「子供せいり券」の配布入り口あり。

「スペース・ファンタジー」横は「子供せいり券」配布の出口付近です。最初にそこまで行ってしまうと行き過ぎなので注意。

基本的には、入園直後はスタッフの誘導もあるので、焦らず走らずマナーを守って進みましょう。

 

行列待ちの時の注意点

行列待ちの注意点について。入場ゲート前、子供せいり券待ち、せいり券を持って入った後などなど…とにかく何度も行列に並ぶ事になります。平日の夏休み前でも合計3時間近くは待ってる事になるので、ピーク時期には相当な根性が必要です。

また、場所によってはまったく屋根のない場所もあるので、ジリジリと熱い日差しはもちろん、人の多さとアスファルトの照り返しで尋常ない暑さとなります。ここに、子供達をたしなめる親御さんのピリピリ感もプラスされるので、結構な地獄絵図と化します。

日差し対策。熱中症対策。水分対策などなど、考えれる限りの暑さやイライラ対策をしていく方がベターです。

 

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中はどんな感じ? やってみた感想は?

実際の中の雰囲気ややってみた感想をまとめます。最後にはネタバレ要素も含んでいるので、当日の楽しみにしてる人はスルーして下さい。

まず、中に入った後は撮影禁止なので、その事を伝えられる前までに撮った写真を先に紹介します。

 

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列に並んでる途中で渡される案内用のパンフレット。中に入ってからやる事を簡単に解説してあります。大人は、iPadのような電子端末に表示される地図&妖怪の位置を頼りに探し、子供は妖怪ウォッチを装着してその場所に行って妖怪を捕まえるという役割分担。

 

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妖怪ウォッチ・ザ・リアルの入り口前。モンハンのイベント等でもよく使われるステージ18が会場ですが、実はその裏側にも建物がもう1つあり、その中で体験できるようになっています。

ここまで並ぶ列も建物と建物の間でずっと待ってる感じです。

 

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中に入るといくつかのテレビ画面があり、妖怪ウォッチと妖怪パッドの使い方についての解説VTRが繰り返し流されています。通販番組?ニュース風?のような男女の俳優さんが使い方をコミカルに説明。細かなところにも力を入れてる印象です。

奥に見えるカウンターでは、「こども整理券」の回収と引き換えに妖怪ウオッチと妖怪パッドが渡されます。ちなみに、この2つは必ずペアになっていて、中で使う仕掛けもそれぞれが連動している仕組みです。

 

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受付けを終了後に、我が子(4歳・男子)に妖怪ウォッチを装着してあげたところ。Apple ウォッチのように、パネル部分が液晶になっていて、いざ妖怪を捕まえる時はタッチして操作する事が可能。

なかなかの重量感と大きさがありますが、子供にとってはこれぐらの方が「本物っぽさ」が強くて良いのかも。当然、これを装着した頃の我が子のテンションは最高潮です。

 

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受付後に少しだけあるキューラインでは、妖怪ウォッチの装着や妖怪パッドの初期設定を行います。妖怪パッドは画面の表示に従ってタッチして設定していくだけ。「性別」と「名前」を入力したら、設定完了です。

この時の名前は実際に後で使うシーンがあります。

 

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写真で紹介できるのはここまで。

この後撮影禁止のため文章だけで中の様子をレポートしていきます。中は4つのブースに分かれていて、それぞれを体験していく流れです。

  1. おおもり神社・ご神木前で妖怪ガシャ
  2. おおもり神社で巫女さんレクチャー
  3. 街に出て妖怪メダル集め
  4. 鬼と対決!

それぞれ順番に解説していきます。

 

1.おおもり神社・ご神木前で妖怪ガシャ

入り口のキューラインを抜けると 少し薄暗い ゲームやアニメでお馴染みの妖怪ガシャがあるご神木前へ。

本編では1つの妖怪ガシャでしたが、ここでは全部で10台の妖怪ガシャがありそれぞれが仕切られてあります。ですので、回す事ができない子供が出るような事もなく、ちゃんと全員が体験する事が可能。

みんなで力を合わせてガシャをグルグル回してると…前方の神木前にウィスパーが登場!(ガシャは回すギミックがあるだけで、実際にガチャガチャは出てきません。)

人の目には見えない程の極薄スクリーンに映しだされているようで、子供の目には本当に目の前にウィスパーがいるかのように錯覚してるはず。(多分)

ウィスパーの案内で、次のステージである神社前まで移動します。

 

2.おおもり神社で巫女さんレクチャー

神社に到着すると、お賽銭前まで参加者みんなで着席してしばらく待ちます。この前のステージのウィスパー登場シーンのグループを2〜3回分ほど待って、ある程度埋まってきたところで巫女さん(縁起する人)が登場!

いくつかの掛け合いがあった後に、ウィスパーは次の街で妖怪の位置を教えるために、妖怪パッドの中にスルリと入っていきます。前方の巫女さん&ウィスパーの演技に合わせて、妖怪パッドもリンクしている仕組みで、大人でもちょっとびっくり!まわりもざわついてました。

その後、街に行く前に、妖怪ウォッチ&妖怪パッドの使い方をレクチャー。

妖怪パッドの表示はいつの間にか「おおもり神社」のマップへと切り替わり、近くに妖怪がいる反応を示します。子供の妖怪ウォッチもそれに連動して、バイブレーションし液晶画面の表示にも変化。

妖怪ウォッチ横のボタンを押すと、パカッ!と開いて妖怪をGETできるモードに。画面の表示に従い画面を連打すると レクチャー用の妖怪としてジバニャンをゲットできました!

妖怪ウォッチの液晶には、ジバニャンのメダルが表示され、妖怪パッドにはジバニャンの詳細情報も表示されます。2つの機材が連動し、相互に働いてめちゃくちゃ本格的です。

もともと、かなりこだわるユニバのイベントですが「流石USJ!」と思わせる驚きのギミックにテンションが上がります。

 

3.街に出て妖怪メダル集め

実際にレクチャーが終わったら、次は街に繰り出して妖怪探し。

基本は画面に表示される妖怪のいち情報を便りにそのスポットまでいき、子供の妖怪ウォッチでGETしてもらう作業の繰り返し。街は30〜40メートル四方の空間に再現していて、その空間の中を何度も行き来して妖怪を探していきます。

街の中には、魚屋さんの店主や、女子高生に扮したキャストさんが演じていて、子供たちに話しかけてきたり、ヒントをくれたりしていて、本当に実際に街の中にいるような雰囲気に。

妖怪はショーケースの中や、土管の中など、様々な液晶やスクリーンを駆使して表示されていて、GETする度に妖怪ウォッチにメダルが表示される仕掛けです。

10分〜ほど経過すると、妖怪パッドにカウントダウン表示が。そしてそれに連動するように、街に緊急のBGMが流れ赤色の照明へと切り替わっていきます。

街の人を演じるキャストの人の、「鬼が出たぞー!」の掛け声とともに、次のステージへ急行する仕組み。次のステージへの移動そのものが演出になっていてとてもユニークです。

 

4.鬼と対決!

いわゆる最終ステージ。全部で3つのスクリーンに分かれていて、それぞれにラスボスである鬼が表示。だいたい1グループで8組ぐらいに分かれて、みんなで協力して鬼をやっつけていきます。

そして、この時に自分のキャラとして使う妖怪は、これまでに街の中でGETした妖怪を選べる仕様。(だいたいみんなジバニャンなのですが)

画面には、最初に妖怪パッドに登録した我が子の名前が表示。4歳の子供に理解できてるかは不明ですが、少なくとも親は何となく嬉しいものです。

 

鬼との対決は、妖怪ウォッチを使って子供が行っていきます。「連打」「スクラッチ」「回転」等、画面に指示された行動を、グループみんなで協力してやっていく形。

何セットが行うようになっていて、そのセット内で最もがんばった子?(多分)は、画面に名前が大きく表示され必殺技を繰り出してくれます。最後には、全員のキメ必殺技が名前とともに表示されて見事、鬼を撃破! みんなで協力するゲームなので、恐らく「負けパターン」はないと思われますが、何となく「やってやった感」はあります。

ちなみに、この時スクリーン前にはキャストのお姉さんが一緒に盛り上げてくれます。必殺技を出してる子の名前を「◯◯ちゃ〜ん!やっつけてー!」のような感じで応援。

基本的に、子供が楽しむゲームのようなので「大きなお友達」があまり頑張りすぎると、お姉さんとの掛け合いでちょっと恥ずかしい事になるかも。

鬼を撃破した後は、街に登場していたキャストの人の「ありがとう〜!」の見送りともに終了です♪

 

オープン前に並んだり、幾度もの行列をクリアし、暑さやストレスと戦った結果体験できたイベント。子供の満足そうな表情を見てると、結果的にはそれだけの事を頑張った甲斐があったかなーと思います。

「ザ・リアル」の名前に負けないユニバらしいこだりっぷりで、ゲーム内にいる感覚や、実際に妖怪ウォッチを自分で操作している喜びを感じられるのではないでしょうか。

 

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