妊娠中に下痢/腹痛になる原因と3つの対策方法

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妊娠中は比較的「下痢」になりやすい状態と言われます。その理由と具体的な対策方法についてまとめました。

photo by Bex Finch

 

妊娠中に下痢になりやすい原因

お腹をくだしやすくなってしまう理由は、大きく分けると次のとおりです。

  • 黄体ホルモン(プロゲステロン)によるもの。
  • 自律神経の乱れ。
  • つわりによる食生活の偏り。

妊娠後に、妊娠の状態を継続させる働きのある黄体ホルモン。とても重要な働きをする女性ホルモンですが、同時に腸の運動も抑制してしまい腸内の水分量が不安定になります。その結果として、下痢になりやすい状態になります。

また妊娠時に乱れやすい自律神経も大きな原因。腸の蠕動運動は自律神経によって行われていますが、自律神経が乱れることで活発に働きすぎて、直腸まで一気に便が移動する事で急激な下痢状態となります。

悪阻(つわり)がひどい場合には、冷たいものや、あっさりしたものが美味しく感じるもの。ですが、そういった食生活に偏りすぎる事で、身体が冷えて下痢状態になりやすくなっている場合もあります。

 

妊娠中の下痢を解消する

1.食生活を工夫する

胃や腸に負担をかけない食生活がポイントです。じっくりと時間をかけて噛んで食べる。1回の食事量を少なくし、分割して食べる。脂っこいもの等も、消化に時間がかかるため胃腸に負担をかけるので注意が必要です。

悪阻によって「あっさり系」の食事が多い人も、なるべく冷えた状態で食べる事は避け、火をとおした温かいものを飲んだり食べるように注意します。

2.身体が冷えないようにする

流産のリスクを避けるためにも、身体を冷やさないよう心がけます。靴下やレッグウォーマーを履くこと。関節を冷やさないこと。特に妊娠初期は十分に注意して、身体を冷やさないようにする事が大事です。

3.専門医に相談する

あまり考えられませんが、自己判断で下痢止め等の薬を飲んではいけません。また、妊娠時期によって下痢の原因や重要性も変わってくるため、長く続くようであれば専門医に相談する事がベストです。飲む事ができる薬を処方してもらったり、対処法のアドバイスを貰えます。

特に妊娠初期の不安定な状態では、早めに医師に相談するようにしましょう。

 

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