妊娠中の血糖値をきちんと下げるには?具体的な方法と食べ物

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妊娠中にあがってしまいやすくなる血糖値。妊娠中に血糖値があがりやすくなる理由と、実際に下げるためにやるべき行動。血糖値を下げやすくする、おすすめの食べ物等を紹介します。

photo by Ervins Strauhmanis

 

 

妊娠中に血糖値があがる理由

妊娠中には赤ちゃんの成長を助けるためのホルモン分泌が盛んになります。赤ちゃんにとっては、順調に育っていくために欠かせないホルモンですが、その一方で、お母さんが自身の血糖値をコントロールしにくくなるという側面も。

具体的には血糖値の上昇をコントロールするためのインスリンの効きが悪くなってしまう、インスリン拮抗ホルモンの影響で、妊娠前と比べると血糖値が上昇しやすい状態になります。

妊娠中に血糖値が高い状態が続くと「妊娠糖尿病」と診断されてしまう場合もあり、「妊娠高血圧症候群」「羊水過多」「赤ちゃんが大きくなりすぎて難産になりやすい」等のリスクがあるのです。

 

妊娠中の血糖値を下げる方法

では、妊娠中にあがりやすい血糖値を下げるためにはどのような方法があるのでしょうか?

食事のコントロール

「血糖コントロール」と呼ばれる食事療法が、妊娠中の血糖値を下げる最も基本的な方法。専門医や病院内の管理栄養士と相談しながら食事管理を行っていきます。病院によっては「教育入院」と呼ばれる、食事療法を身につけるための入院も受け付けているところもあります。

血糖コントロールの食事療法は、食事のGI値を意識します。GI値が高い食事を避けて、血糖値を上げやすい食事を取らないようにする方法となりますが、妊娠前とは違い、過剰に「食」をセーブしてしまうのはお母さんにとってもお腹の赤ちゃんにとってもマイナスとなってしまうため、自己判断で食事を制限するのではなく、やはり専門医の指導のもと「必要な栄養素はしっかり摂る」事を意識して、上手に血糖コントロールをするべきでしょう。

運動によるコントロール

運動も血糖値をコントロールする基本的な方法。運動時に大量のエネルギーが消費され、その分、血中のブドウ糖も消費されます。また、定期的に運動する事でインスリン抵抗性が改善し、その結果、血糖値を低く押さえやすい体質にもする事ができます。

ただし、食事療法と同じく、妊娠中に自己判断で激しい運動をしてしまう事はNG。基本的には「安定期」に入ってから、専門医の許可をもらったうえで、無理のない程度に適度な運動を取り入れていきましょう。

▶関連:妊娠中の運動で自宅・室内でやりやすいおすすめの運動

 

血糖値を下げる おすすめの「食べ物」

最後に、「血糖値を下げやすく」してくれる、おすすめの食べ物をまとめます。

五穀

GI値も低い食べ物として知られる五穀。ミネラルやビタミンが豊富で栄養成分も豊富です。血糖値が高い人は、「ミネラル不足」が挙げられるようで、ミネラル分を摂取する事で、インスリンの作用を助ける事ができます。

オクラ

オクラも五穀と同じくミネラル分の高い食材。また、オクラ独自の「ネバネバ」成分は、腸内で糖質が急激に吸収されるのを抑え、血糖値の急上昇を防いでくれる働きもあります。

アロエ

アロエに含まれる成分、「アルポラン」と呼ばれるものは、インスリンの分泌を促し血糖値を下げてくれる効果があると言われています。

シークワーサー

シークワーサーに含まれる成分、「ノビチレン」に、血糖値を下げる働きがあると言われています。

 

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